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浄化槽の付近についている空気を出すモーターは何?
送風機(ブロワー)と言います
送風機は、好気性微生物を繁殖させる為にエアーを供給し槽内を攪拌しています。
この世に生きる生物は、呼吸をしますから、微生物だって呼吸するんですよ酸素を取り入れて、二酸化炭素や窒素を排出します。
そして、細胞分裂によって増殖します。
微生物は、汚物・汚水を餌として生きています。
それが、汚水をきれいな水にして行くんです。
この送風機が故障をして、動かなくなってしまうと大変です。
微生物が酸素欠乏になってしまい、汚水を処理できなくなってしまいます。
浄化槽周辺で異臭がしたり、放流先で濁った排水が流出したりします。
送風機のメンテナンスは、保守点検業者の点検を受けるときに実施しますから安心してください。
エアーフィルターの清掃は必ず実施してもらって下さい。
吸気が出来なくなると、モーターや電磁部に負担がかかり、故障の原因になりますし、寿命も短くなります。
ダイヤフラム型の電磁ブロワーは、ダイヤフラムの劣化に繋がりますしメーカーのほとんどが、1年に1回の部品交換を指示しています。
上手に使えば、延命いたしますから(^-^)v